湯沢町のマンションの畳の表替え・新畳・縁なし畳について
湯沢町の各種畳工事のご紹介と特徴について解説
湯沢町の多くのマンションはバブル全盛時に建てられた建物だと思います。その当時にどんな畳が入っていたかと言いますと縁の付いた畳が入っていたと思います。縁付き畳が各マンションの和室に入っていました。その当時の建物は和室が必ずあって洋間と和室・リビングと言った間取りが多かったと思います。あの建設ラッシュのバブルの時代から約40年が経っています。
新畳へ入れ替え工事の時期となりオーナー様からご相談を頂きます。
新畳への入れ替え工事のタイミングが来ていることは間違いないのですが、畳自体がが古くなって入れ替えが必要なのか?ご自分のお部屋をあまり使っていないオーナー様も多くいらっしゃいますので、今の畳を修理して表替え工事をされるオーナー様もいます。マンションに入っている畳は建材床と呼ばれる藁を使用していない畳床を使っていますので、以外に入れ替えをしなくても良い場合が多いです。入れ替えを希望される多くのオーナー様は物件を購入された新しいオーナー様に多いです。その場合、既存の古い畳を処分して縁付き畳から縁無し畳に変えたいと希望されるオーナー様の要望から入れ替えとなるケースが増えました。
畳も自由な発想で作れると知ったオーナー様からの問い合わせが増えました。
バブル当時には、畳は決まりきった形で入れるものと言う発想が当たり前だったと思います。6帖間なら6枚の畳が入り畳表はい草の表で畳縁は茶色の縁みたいなルールで決まってるみたいに大体のマンションがそんな感じでした。疑問も感じませんでした。現在はどうなっているかと言いますとオーナー様の自由な発想で色んなバージョンがどんどん生まれるようになりました。新しい発想が生まれる背景に考えられることは、インターネットの普及と畳素材の開発が進んだことがあります。畳表を例にすると以前は畳表と言えば天然い草が主流でしたが今では耐久性やデザイン性が優れた化学表の商品化や多様化した住宅事情なども重なり、インテリアのアイテムの一つになった畳に興味を持ってもらえた若い世代からの発信であっと言う間に広まり遊び心ある楽しい和室づくりに気づいていただけた結果だと私は思っています。昔はこちらからの提案にお客様が応える形でしたが、今はお客様からの要望に畳のプロとして意見が聞きたいというスタンスに変わりました。私としては、お客様の頭の中の考えを知ることが出来るから、もっと良くしてあげるためのご提案もできるので嬉しいです。だから楽しいです。
毎月、多くの方からのお問い合わせがきます。こう考えていますがどう思いますか?できますか?おかしくないですか?などと言ったお問い合わせに一件一件お応えしています。お客様のやりたいことが分かる分、少し難しい場合は、安易にお応えせずに少しお時間を頂いてお応えしています。これまでの問答の蓄積のおかげで現在に至っています。
湯沢のマンションオーナー様で印象に残る畳工事をご紹介します。
かわいい畳・カッコいい畳をお客様の発想からヒントをもらっています。
ほんの一部の紹介ですが、新畳と既存の畳も使い6帖間を乱敷きに敷き替えた畳工事でした。和紙の畳表を2種類使った縁付き畳です。真ん中の写真の畳工事は6帖間に入れ替えで縁なし畳を敷き込みました。当時はこういった色使いで畳工事をしたことがなかったのでお客様から色の提案を頂いた時の衝撃を今でも覚えています。今では全然アリのチョイスだと思っています。占いを職業にしているお客様で色が持つ力についての知見をもとに畳表をお選びになりました。一瞬で決まりました。最後の畳工事では若いお客様の選んだ配色で、にぎやかになりすぎないかと心配しましたが敷き込んでみれば床の色や壁の色とも調和のとれた配色であったと思います。小さなお子様もいるとなると遊戯スペース的発想から斬新な色使いに感心してしまいました。
斬新で映える畳から伝統的な畳へ帰ると落ち着いた気持ちに。
嗜好する物も年を重ねるごとに変わってくるのと同じように、伝統的な畳の世界に新たな風が吹いているのがまさに今だと思います。い草表から化学表のような和紙の表やプラスチックの表、お客様の目を楽しませる楽しい畳を叶える商品が沢山あります。ペットや介護に適した清潔かつ耐久性に優れた畳表の登場で益々、身近な存在として多くのお客様の生活のお役にたっていくと思っています。今は、新しく機能性のある畳に感心を持たれる方が多いと思います。そこから、また時間が過ぎて年齢も深まりを感じた頃に天然い草の畳への関心が高まってくるのではないかと思います。年を重ねるごとに本物の良さに気づかれる方も多くなるのではと思います。い草の香りや時間が経つにつれて小金色に変わる畳の良さを感じてくれる方が多くいてくれることを期待しています。